ヘイトフル・エイト/THE HATEFUL 8

  • 2016.02.11 Thursday
  • 20:37
 
JUGEMテーマ:試写会

ヘイトフル・エイト/THE HATEFUL 8

♯045



これは、ほぼ西部劇である。
根拠は、まず駅馬車が登場し、お尋ね者や賞金稼ぎのならず者が8人、容赦なき拳銃の撃ち合いが繰り広がられることにある。
とはいえ、雪嵐のロッジが舞台で、馬にまたがり荒野を走り回るような痛快なアクションはない。
その代わり、8人がすべてウソつきであり、観ていながらそのウソに振り回される引力がある。

粗筋は、こうだ。
吹雪で、ロッジに避難することになった7人の男と女ひとり。そこで起こった密室殺人。
コーヒーを飲んだ者が倒れる。毒を入れた犯人は、誰か?目的は?
疑心暗鬼が渦巻く。互いを探り合う駆け引きが始まる。緊張は高まる。
8人は、ウソにいささかの真実を織りまぜ語り、偶然出くわしたかのようにミステリアスな展開へ。
気短で気の洗い連中は、拳銃を手に犯人探しを始め、遂には容赦なく発砲。血が飛び散る。西部劇のシーンそのものである。

観ている側も犯人探しをすることになり、8人のウソを見破ることができなければ、まんまと映画のストーリーに引きずり回されてしまいかねない。
そこに制作者の狙いがあるわけだが、巧みな構成と展開に2時間48分があっという間に過ぎてしまう。

観終えて感じたことに、登場人物の素性を予め知っておいたら、
もう少し余裕と距離をもってストーリーを追うことができだのではないか、と。
で、リーフレットから8人の予備知識を得ておくことをおススメしたい。
加えて、撮影はいまどき珍しく70ミリフィルムにこだわったそうで、
確かに、雪原の微妙な奥深さと雪の白さに色を感じる。ここもポイント。

ほぼ西部劇の根拠にもうひとつあった。音楽が、かのエンニオ・モリコーネなのだ。どうりで……うなずける。


2016.2.4試写

2016年2月27日(土)全国ロードショー 名古屋/ミッドランドスクエア  シネマ
 
コメント
とても失礼しました。
コメントをいただいていたことに本日(5月25日)気づきました。
こういうシステムになったいることを知りませんでした。
よろしかったら、またコメントをお寄せください。
今度は注意しておきます。
昨日は、9月上映の“キング・オブ・エジプト”を観ました。
理屈ヌキの面白さ。ときにはこんな作品もいいですよ。
  • 2016/05/25 6:04 PM
薩摩でお会いしたものです。。。あの映画寝ませんでしたよ〜(笑)。若干あの日のテーマに近いかんじで 逆にびっくり。

黄金のアディーレ、本当に感動しました。ビューティインサイドは鹿児島が上映がなくて ああ、そんな映画だったんだ〜と納得いたしました。 でも 一般公開前に ネタバレされると映画館へ行けなくなるので、上映が終わってからしか遊びに来れないBLOGですね、それが残念です。

見るべし、まあお好きに、見なくてよし

を最初に掲げていただけるとありがたいかと存じます。

私も友人も本数をなるだけ観たく、安く鑑賞するのに忙しく映画館ハシゴです・・・
  • 薩摩おごじょ
  • 2016/02/19 9:37 PM
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM