ジュディ 〜虹の彼方に/ JUDY

  • 2020.01.30 Thursday
  • 12:14

JUGEMテーマ:試写会

 

ジュディ 〜虹の彼方に/ JUDY

 



♯190


太平洋に降る雨の一粒になるのか、スポットライトを浴びる道にするのか
人生の選択を迫られる少女がいた。
17 歳で『オズの魔法使い』のドロシー役を演じ、大女優への道を歩み始めたジュディ・ガーランドだ。

20 代のジュディは、MGM のミュージカル映画に次々と出演し、持ち前の才能を存分に発揮。
故に、人気の彼女を売り続けるために会社は彼女に興奮剤や減量剤などを飲ませ
睡眠時間や体形までも管理していたという。当然、心も体も病んでいく。
結果、28 歳でMGM を解雇されてしまう。
再起不能の噂を流されるものの、コンサートで見事復活。
32 歳になって、映画『スタア誕生』に出演し、アカデミー賞主演女優賞と目されるも、
かつてのMGM の裏工作で受賞を阻止されたともいわれる。
39 歳、彼女の声量と豊かな表現力は衰えていない。
カーネギーホールでのコンサートは大成功だった、が、その後のテレビ番組は、不評に。
望みと失望、それに伴うショックとプレッシャーによる精神疾患と薬物依存、
加えて金銭感覚がないこともあり、ますます追いつめられてしまうジュディだった。

そして46 歳。本作は、ジュディの華やかし頃ではなく、晩年期を描いた実話である。

二人の子どもを連れ巡業で生計を立てている。借金に苦しめられ、住む家もない状況。
お金を稼がなくては、子どもとの暮らしは立ち行かない。
で、引き受けた仕事がロンドンのナイトクラブでのコンサートだ。
出演を前にして、アルコールと薬は離せない。正直、ステージに立つ自信すら失ってしまった彼女。
押し出されるようにして客の前に出るが、病んでもそこはスターだ。才能がきらめく。

披露される数々の名曲、迫力ある歌唱力には圧倒させられる。

が、情緒不安定の症状が彼女を苦しめる。アルコールの量が増える。
とうとう、クラブでの契約を打ち切られてしまう。
クラブを離れることになり、最後の最後、ステージに立つことを許されて歌う曲が……
この一曲のために、彼女の波瀾万丈のドラマは描きあげられたのだろう。
すごい場面だ。心が震えない人はいないはず。乾き眼に効く。

2020.1.27 試写/ G

2020 年3 月6 日(金)全国ロードショー
名古屋/ TOHO シネマズ名古屋ベイシティ、ほか

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