マイ・ジェネレーション 〜ロンドンをぶっとばせ!/MY GENERATION

  • 2018.12.11 Tuesday
  • 12:42

JUGEMテーマ:試写会

 

マイ・ジェネレーション 〜ロンドンをぶっとばせ!/MY GENERATION

 



♯148


あの頃、“不良”という言葉が元気づいていた。
エレキやロックンロールは不良少年、ミニスカートは不良少女といった風に
大人たちは若者文化=不良行為と決めつけた。おおよそ半世紀もの昔のことである。

1960年代、ロンドンを中心に生まれた数々の不良行為?
イギリスの大人たちは、それまでになかった文化に眉をひそめ非難の言葉を口にしたのだ。
本作は、その頃へタイム・トリップするドキュメンタリーである。

てなわけで、団塊世代といわれるあの頃の若者は、
いま、試写室の白いスクリーンを前に、ちょっとわくわくの気分。
不良時代へのトリップを楽しみにしていた。
映し出された世界は、60年代のロンドン。三部構成のトリップが始まった。
第一章:漂う気配/イギリスに於ける階層の壁が崩れ新しい文化の胎動が始まる
第二章:私は自由/若者文化の波及と現象
第三章:すべてが見た目とは違った/変化がもたらす影

ロックンロール、もちろんザ・ビートルズ…、ザ・キンクスも出てくる。
流れる多くの曲は、どれも懐かしさに満ちて、自然とリズムを刻んでしまう。
不良少女たちには、あこがれたトゥイッギー、ボブ・ヘアーに当時の自分を重ねるだろう。
忘れられない流行もアートも溢れ出る。
もう、理屈は無用。あの頃と同じように、観て感じるままでいい。

ところで、あの頃を知らないジェネレーションには、この作品はただの古くさい時代と
受け止められてしまうのではないか、ちょいと気がかりだ。
が、言いたい。「スマホの小さな画像ばかり見ていないで、いまこそ顔を上げ
己の目で広く社会を、深く政治をしっかり見るべきだ」と。
てなことを言うようでは、あの頃の非難を口にした大人たちと同様になってしまうだろうけど。
まっ、いいか。
本作は、あの頃の不良少年のわくわくに見事に応えてくれた。もう一度トリップしたくなる作品だ。

2018.12.6試写/C

2019年1月5日(土)Bunkamuraル・シネマ、ほか全国順次ロードショー
名古屋/名演小劇場

 

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