Merry Christmas! 〜ロンドンに奇跡を起こした男/The Man Who Invented Christmas

  • 2018.10.23 Tuesday
  • 11:37

JUGEMテーマ:試写会

 

Merry Christmas! 〜ロンドンに奇跡を起こした男/The Man Who Invented Christmas

 



♯142


英文学作家チャールズ・ディケンズを知る人には、彼と久しぶりに合う機会になる本作。
テーマは、『クリスマス・キャロル』というわけで、スクルージも登場してくれる。

ベストセラー作家といえども、コンスタントにヒット作を著せるものではない。
書けなければ、当然生活に影響してくる。まさに1943年のディケンズがそうだ。
灯をともすローソクも節約しなければならない昨今。
出版社には、原稿料の前借りも断られて、スランプに追い討ちをかける。

時は、10月。
アイルランド人のメイドが、祖母から聞いたというクリスマスの物語を子どもたちに
話しているのをディケンズは偶然耳にする。
クリスマスイヴの日は、あの世との境目が薄くなり幽霊たちがこの世に出てくるというあら筋。
「おっ!これだ!クリスマスの物語を書くぞ」と、彼は意気込んだ。
「主人公は、守銭奴の老人にしよう」、その名は……

新作の構想を出版社にプレゼンするが「いまどきクリスマスの本は売れないし、
ましてやクリスマスまでに売り出すには6週間しかない」とつっけんどんな返事。
しかし、彼がくじけなかったから『クリスマス・キャロル』が今日存在するわけである。

自費出版もやむなしと決意して筆を持ち、主人公の老人の名をスクルージと決めた瞬間、
何と、ディケンズの前に当人が現われ出てくるではないか。
ここからはファンタジーの要素が加わり、新作を書き上げるまで、
過去・現在・未来の幽霊たちもそっくり登場し、ディケンズのアイデアを助けたり、
注文を付けたり。おまけに彼らに惑わされながらも、どうにか筆が進む。

クリスマスが題材だけに、家族、友、助けあい、利己的、孤独、許しあうといったことへの
教えが、観ていていささか気に入らないが、押しつけがましくないから、まあ許すとして。

テレビゲームに熱中し、勝った!負けた!と明け暮れている子どもたち、
お金こそが幸せをもたらすものと信じて、数字に狂う大人たち、
そうした人たち必見、
忘れかけていた素直な気持をとり戻したい人も。

2018.10.18試写/C

2018年11月30日(金)全国ロードショー
名古屋/109シネマズ名古屋
 

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