泣き虫しょったんの奇跡

  • 2018.08.21 Tuesday
  • 14:18

JUGEMテーマ:試写会

 

泣き虫しょったんの奇跡

 



♯136


昨今、将棋の世界が賑やかしい。
本作は、その時宜にかなう作品である。

プロ棋士を志すも挫折してしまう。一度はあきらめるものの再度挑戦。
厚い壁をぶち破り夢を実現した“実話”の映画化。
将棋ファンなら承知であろう、しょったんこと瀬川晶司、その人の物語だ。

プロ棋士は、対局することで勝っても負けても対局料を受け取ることができるそうで、
勝てばもちろん、段が上であるほど額は増える。
だから好きな将棋を生業とできれば素晴らしい人生!ということに…… しかし、……

しょったんは小学5年生のと、き中学生の谷川浩司がプロになるという二ュースに刺激されて
6年生になると“自分も”という憧れを抱く。
当然、その道は細く険しく、厚い壁も立ちはだかる。
プロ棋士の養成機関「奨励会」に入会でき、さらに26歳までに四段に昇段できなければその道は断たれたしまう。
まさに、しょうたんがそうだった。まわりの支援を受けながらも夢は潰えてしまう。

本作は、吹けば飛ぶよな将棋の駒にかけた思いを描き出すわけだが
将棋盤上だけの戦いから棋士の秘めた気迫、葛藤、くやしさ等々内面の表現だけをもって
映画を観る者の感情を揺さぶるのは難しかったことだろう。

終始、駒を打つ音だけが響く。

26歳で社会の荒波の中に放り出されたしょったんだったが、「自分のためだけの将棋は終わったんだ」と、
再度プロを目指せと背中を強く押してくれた親友の言葉に迷いが吹っ切れる。
だが、「奨励会」の他に道はあるのか?

奇跡的にせよ、プロになれたしょったん。2012年に五段に昇段、現在48歳、
それにつけても、藤井聡太七段の凄さを再認識させられた作品でもある。

2018.8.17試写/C

2018年9月7日(金)全国ロードショー
名古屋/ミッドランドスクエア シネマ、伏見ミリオン座、ほか
 

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