ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた/STRONGER

  • 2018.04.05 Thursday
  • 08:42

JUGEMテーマ:試写会

 

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた/STRONGER

 



♯122


実話である。物語だから脚色はある。
2013年4月15日、ボストンマラソンで起きた爆弾テロ。3人が死亡し282人が負傷した。
負傷者のひとりジェフ・ボーマン(27歳)と彼を救い出したカルロスは、全米のヒーローになる。

ジェフは両脚を失いながらも犯人を目撃していたことで、犯人の逮捕に貢献したのだ。
カルロスは果敢に現場に飛び込み、その彼を救い出し車椅子で運び出すシーンが報道された。
そして、テロに屈しない“ボストン ストロング”というスローガンの象徴的な存在になる。
そうなれば、メディアの取材対象になり注目される、スポーツイベントにも引っ張り出される。
毋は、「息子は、ヒーローよ」と誇らしげに振る舞うが、息子の本心を理解しようとはしない。

マラソンの前日、ジェフは仕事から抜け出すようにしてバーへ急ぎ野球を観戦する。
そこに別れてはヨリを戻したり、優柔不断な付き合いをしていたエリンが偶然立ち寄った。
彼女は明日のマラソンで走るという。またもヨリを戻したい思いから応援に行くと約束するジェフ。
適当に対応したエリンだったが、ジェフはいつになく約束を守りゴール近くで彼女の走破を待つ。
そう、テロ現場で。

エリンは、自分のことでジェフが両脚を失ったと自責の念を抱き、彼を支えることを決意するが。
あそこに行ったばかりに、シャワーも浴びられない、トイレもままならない自分と
ヒーローとして担ぎ上げられる自分とのギャップに違和感をもつジェフ。
毋は、有名人がインタビューに来るからとマスコミを受け入れてしまうし、
ジェフの苦しみを察するエリンは、毋と対立してうまくいかない。ジェフには、マザコンの様子も。

ジェフへの注目度は衰えない。
自暴自棄状態のジェフは、酒に酔う機会が増える。
バーで若い衆に絡まれるシーンの会話が印象的で、アメリカの病巣を突いているようにも思える。
「あんたが、ヒーローさんかい?」
「あの事件は、オバマが俺たちをイラクに送り込むために仕組んだ芝居だろ」
「ギャラは、いくらだったんだ」

救い出してくれたカルロスと再会の折り「戦死した息子と同じ年頃のキミは、両脚を失いながらも
気丈に活動している姿に勇気を覚える」と言われ、しっかり生きるように励まされる。
戦場で兄弟を亡くした青年からも同様のことを言われ握手に応えるジェフではある。

テロが起きることを問う作品ではない。戦いに屈することなく立ち向かう被害者を讃えるかのような
そう、戦争をする国の実話、なのである。

2018.4.2試写/S

2018年5月11日(金)TOHOシネマズ シャンテ、ほか全国ロードショー 名古屋/伏見ミリオン座

 

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