ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男/DARKEST HOUR

  • 2018.02.13 Tuesday
  • 12:01

JUGEMテーマ:試写会

 

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男/DARKEST HOUR

 



♯117


ヒトラーが誰よりも恐れたという、イギリスの首相チャーチル。
彼がその座に就く前日5月9日から決定的な決断を下す6月4日までの27日間を描ききった真実の物語である。
1940年、第二次世界大戦初期、ナチス・ドイツは東欧および北欧諸国を占領。
フランスの前線も突破した時期と重なり、イギリスにも侵略の脅威が迫る。

刻々と迫り来るナチス。5月10日、首相になったばかりのチャーチルの肩にかかったヨーロッパの運命。
彼の判断次第では、今日の世界情勢は変わっていたであろうともいわれる歴史的にも重要な局面である。
打つ手はあるのか、劣勢を跳ね返す戦略は、国民の意思はどこにあるのか。
追いつめられるチャーチル。
首相になる前の海軍大臣当時の度重なる失敗から“世界一の嫌われ者”といわれ、信頼を損ない、政敵の反発も彼の苦悩を深める。
それでも強気一辺倒に思える彼だが、妻の前では弱音を吐き、昼間から飲む酒の量も増えがち。
国民の声にも耳を傾け、国王ジョージ6世のアドバイスに力を得て27日の宣言に至る。
そして、今日の世界に至るわけだが。

本作は、イギリスにとっても大きな意味をもつ作品なのだろう。
その証拠に、これまで許可が厳しかった箇所での撮影が叶ったのである。
ウェストンミンスター宮殿として知られる国会議事堂内での撮影がそうだ。
ここでの許可が下りたのは史上2作目。チャーチルが大股で歩くシーンがそうである。葉巻をくゆらすことも許された。
さらに、首相官邸があるダウニング街10番地。ドキュメンタリーや報道でしか許可されなかったが
有名な“チャーチルのVサイン”は、官邸前のこの地だ撮影された。

何といっても観のがせない、否、聴きのがせないのは彼の演説、その内容だ。
……戦争は、無能者でもできる。
……無能な政治家は、戦争を終わらせることはできない。
……もっとも重要なことは、戦いを起こさないことだが。
特に印象深く心に刻まれた。

本作は、実に多くの人々の心を揺り動かしたようだ。
その証拠に、数えるのが面倒なくらい世界の多くの映画賞を受賞し、本年度アカデミー賞の最有力でもあるという。

2018.1.26試写/S

2018年3月30日(金)TOHOシネマズ シャンテ、ほか全国ロードショー 名古屋/伏見ミリオン座、ほか
 

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