ウイスキーとふたりの花嫁/WHISKY GALORE!

  • 2018.01.31 Wednesday
  • 18:36

JUGEMテーマ:試写会

 

ウイスキーとふたりの花嫁/WHISKY GALORE!

 



♯116


こんなにもチャーミングな映画を観たことがあるだろうか。

スコットランド本土から西へ160km離れた小さな島での出来事。
郵便局長のジョセフにはふたりの娘、ペギーとカトリーナがいる。
ふたりにはフィアンセがいて結婚したいのだが、島の習わしとしてウイスキーがなければ式を挙げることができない。
時は、1941年。ナチスによるロンドン空爆が激しくなりウイスキーの配給がとまってしまった。
ウイスキーは“命の水”として日々絶対に欠かすことのできない、島の人たちのやる気の源泉でもあるのだ。
その“命の水”がないために結婚できない娘たちはどうするのか。

本作は、事実に基づく物語である。
原題は、ウイスキーがたっぷり!という意味か、全編いささか酔ったような雰囲気にあふれる。
ウイスキーを飲もうとする男性のグラスを奪い「わたし酔っぱらいは嫌いだわ」と言い放つや、
横取りしたそれをクイッ!と飲み干してしまう女性のシーンは象徴的だ。
おんぼろトラックに大量のウイスキーを積み込んで追っ手から逃げる最中にガソリン切れ。
どうするかと思いきや、荷台からビンを抜き取りタンクへ一気に流し込む。
するとトラックはすたこら走り出のだ。こうしたシーンが次々と展開される。

さてはて、島には“命の水”がないから人は無気力になり、生きていけそうもないの.だ.が。
そんな矢先、島の沖でNYに向かう貨物船が濃霧のために座礁し沈没の危機。
とりあえず島の人たちは乗務員の救助に向かう。
船には何と5万ケースものウイスキーも積まれていたではないか。これは奇跡的!?
1ケースでも多くのウイスキーを救出しようとするも船はますます危うい状況。それでも1ケースでも多く助け出さねばならない。
ただしこれは輸出用であり、どうであれ船から持ち出す(盗み出す)のはご法度。
そんなこと知ったもんかと島の洞窟に隠すわけ。でもそれを密告する奴もいて、これ世の常。
盗品を押収しようと、本土からの役人がワゲット大尉という嫌われ者とグルになり取り調べを始める。
さあ、島中をあげてのウイスキー隠しと探しのドタバタが繰り広がられる。

事実の物語だから、そのとき慌てて隠したウイスキーボトルがいまでも発見されるそうだ。
そして、もうひとつの事実。ウイスキーを酌み交わすシーンが頻繁に出てくるが、
エンドロールで“撮影中ウイスキーは飲んでいません”と茶目っ気いっぱいのコピーが。

ところで、ペギーとカトリーナは花嫁になれたのか……

2018.1.23試写/C

2018年3月17日(土) 新宿武蔵野館、ほか全国ロードショー 名古屋/名演小劇場
 

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